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COACH K'S BLOG

倉石 平のバスケットボールブログ 週1回、毎週木曜日アップ!
ウインターカップの組み合わせ決まる

 バスケットボール競技が最も忙しく動く時期がやってきた。12月末に行われる高校生のウインターカップ、そして1月初めに行われる天皇杯、高校生から社会人まで大忙しの時期である。日本バスケットボール協会にとっても一番のかき入れ時でもある。

 

 今週末には大学チャンピオンが決まり、来週には高校生(夏のインターハイ)チャンピオン、そして大学のベスト8NBLの全てのチーム、そして9ブロックの地域代表が参加して天皇杯の組み合わせが決まる。蛇足ではあるが、天皇杯は19杯あるようで、バスケットボール競技にも銀杯があり、重みをしっかりと感じる優勝カップである。

 

 ウインターカップは、丁度野球でいう夏の甲子園のような感じであり、とても戦いが熱い、各都道府県から1校参加、プラス開催地の東京から一つ、インターハイチャンピオンと準優勝チーム、とても面白い戦いが始まるのである。すでに待ち遠しい感じすらあるくらいだ。応援団も加わり東京体育館が常に満員状況となるとても忙しい大会である。

 今年は、夏のインターハイに京北高校が優勝し東京がとても熱い。まして秋の国体が東京で開催され、地元東京が見事優勝、つまりこのチームの大黒柱となっていたのが京北高校の精鋭たちであり、2冠を達成したことになる。この最後の最も熱い大会がこのウインターカップであり、この大会に優勝すると3冠達成となる。ここ数年3冠を達成したチームはなく、京北は現在注目の的でもある。

 

 おおよそ1か月後には、優勝が決まっているわけであり、各出場校は調整に余念のない時期でもある。いろいろな思いを胸に、地域の代表として、母校の代表として、高校最後の大会として、悔いの残らないように大いにハッスルしていただきたいものである。この大会の模様は、Jスポーツ、BSフジなどで見られるそうだ。

2013/11/29

NBAの序盤戦について

 NBAは先週に引き続き始まったばかりであり、真の実力が発揮されないケースが多々見受けられる。特にヘッドコーチが変わったところは非常に苦戦を強いられている。また中心プレイヤーが変わったチームも苦戦が続いている。

 

 ヘッドコーチが変わったチームは、苦戦も仕方ないと考えるが、徐々にチームを創り良い方向へチームを動かすと思われる。特に名将といわれるような経験値の高いコーチは徐々に力を発揮する。

チームは個々の能力をいかに発揮させるかである。個々それぞれにカラーを持つ、ある意味個々の特徴を表現していると考えてもよいかもしれない。そしてチームとしてのとてもきれいな色を表現する格好になる。個々の色をそれぞれ足し算しながらチームカラーを作り上げてゆくわけである。

しかし、スターといわれる存在が時としてチームに悪影響を及ぼすこともある。スターといわれるほどのプレイヤーともなれば、毒々しい色を放つ。この毒々しい色を放つプレイヤーが多いほどにチームは黒に近づいてゆくことになる。黒はカラーとは呼べず、その結果チームは崩壊する。素晴らしいチームは、それぞれのカラーをうまく調整しながら、そしてアメリカではよく使う言語であるが、チームケミストリー、つまり個々の色を足し算しながら、きれいな色を作成することを指すが、そのまま訳せばチームの化学反応ということになる。つまり個々の足し算により、人間の足し算であるから、そのままの足し算カラーではなく、異なった色を放つと考えられるのである。それこそがチームケミストリーであり、きれいなパステルカラーを放つのである。日々変化しながら、『これこそが一番の色だ』というところまで、シーズン終盤のピークに一番の色を発揮するようにするのが名将と言われるコーチなのである。これからが本番かもしれない、楽しみなチームがたくさんある今シーズンだ。

 

 中心プレイヤーが変わったチームは、戦略すら大きく変更となるため大変だ、チームすべての機能が変わるからである。ただ必ずやそこにはベテランが存在し、歯止め的な役割を担い、そしてチームを良い方向に変えてゆくのである。コービーのけがで苦しんでいるレイカースも、中心プレイヤーが変わったと同じであり、とても苦しいでいるように見える。名門チームであるが故にこれからが楽しみではあるが。

2013/11/14

NBAの熱い戦い続く

 NBAが開幕して1週間過ぎたが、思っていた以上に上位チームの苦戦、そして予想だにしなかったチームの頑張りが目につく。

イーストでは、マイアミ・ヒート、ブルックリン・ネッツ、ニューヨーク・ニックスなどが上位にと考えていたが、ヒートがネッツに競り負けたり、ネッツが思わぬ連敗を喫している。またウエストも、LAクリッパーズ、そして予想外に出足が鈍いオクラホマ・サンダー、このあたりのチームも苦戦をしている。

従来、予想したチームが開幕ダッシュをして、連勝街道を突っ走る形のが当たり前である。ところが今シーズンはそのようなチームが見当たらない。それだけに接戦が予想され、どこが上位に来るのか、中心チームが1ヶ月か1.5ヶ月後にならなければ決まらないような感じである。観ている側やリーグにとってはこの上ない状況であるのだが。

 

 それではなぜこのような接戦が生じたのか分析してみたい。まず上位に来るであろうチームの存在であるヒート。このチームはスモールラインナップであるがために、速攻やアウトサイドシュートが中心となり、インサイドゲームを中心に考えているチームよりも安定性がない。そのためアップダウンが大きく思わぬ敗戦も十分に予想される。ブルックリンやクリッパーズは、ヘッドコーチが変わったばかり、チームにコーチングフィロソフィー(哲学)が浸透するまで時間がかかりそうであり、この開幕では思わぬ展開での敗戦も十分に考えられる。これも仕方のない現実であろう。ただ実力は十分にあるチームだけに今後が楽しみだ。

 

 また、チームメンバーの新旧交代期に来ているようにも考えられる。ブルックリンのようにベテランと若手の融合のようなチームも存在するが、サンアントニオ・スパーズのようにベテラン軍団というチームも存在する。どのようにしてチームを活性化するのか、GMそしてヘッドコーチの腕の見せ所でもある。今シーズンに何かが起きそうと予想する。

 

 最後に、面白い存在が現れたのも事実、サンダーに大勝して一気に名を轟かせたのがミネソタ・ティンバーウルブス、ここ数年ドアマットチームであったにもかかわらず一気に上位に名を連ねそうである。今後に注目のチームだ。

2013/11/07